[就業者]
1 雇用形態別の構成
〇役員を除く雇用者は4913万人(前年比54万人の減少)。これを雇用形態別にみると,「正規の職員・従業員」は3688万人で,前年比106万人の減と2年連続の減少となり,減少幅は大幅に拡大。「パート・アルバイト」は1024万人で前年比38万人増と5年連続で増加。
〇雇用形態別の割合をみると,男性は「正規の職員・従業員」の割合が約9割。一方,女性は「正規の職員・従業員」の割合が5割強で,「パート・アルバイト」の割合(パート・アルバイト比率)が約4割。また,パート・アルバイト比率は男女ともに5年連続の上昇。
2 パート・アルバイト比率
〇年齢階級別(15〜24歳は在学中の者を除く。)のパート・アルバイト比率は,男性は65歳以上の高年層が23.5%(前年比+0.9ポイント)と最も高く,次いで15〜24歳の若年層が13.8%(前年比+0.7ポイント)。一方,女性は35歳以上の年齢階級で4割を超える。
〇主な産業別のパート・アルバイト比率をみると,「卸売・小売業,飲食店」で41.4%と最も高く,次いで「サービス業」の20.5%,「製造業」の14.7%。これを前年と比べると,「製造業」を除くすべての産業で上昇。男女別にみると,男性は「卸売・小売業,飲食店」で16.6%。女性はいずれの産業でも男性に比べて高く,特に,「卸売・小売業,飲食店」では約6割に達する。
[完全失業者]
3 失業期間
〇完全失業者(313万人)について失業期間別にみると,「3か月未満」が116万人,「3〜6か月未満」が57万人,「6か月〜1年未満」が69万人,「1年以上」が70万人。「1年以上」は7年連続で増加。失業期間別の割合は,「3か月未満」が37.1%,「3〜6か月未満」が18.2%,「6か月〜1年未満」が22.0%,「1年以上」が22.4%。「3か月未満」は比較可能な昭和59年以降初めて4割を下回るとともに「1年以上」は昭和59年以降で最も高い水準。
4 主な求職方法
〇完全失業者(313万人)の求職活動のうち,主な求職方法別の割合を年齢階級別にみると,44歳以下の年齢階級では「求人広告・求人情報誌など」の割合が最も高く,特に「15〜24歳」では「求人広告・求人情報誌など」が60%に達する。これに対し,定年後の再就職期に当たる「55〜64歳」では「公共職安などに申し込み」が47.5%と5割近くを占める。
5 離職失業者の前職の離職理由
〇完全失業者のうち離職失業者(216万人)について,前職の離職理由別にみると,「非自発的理由」は102万人(前年比26万人増)で,内訳をみると「人員整理・会社倒産など」が30万人(同11万人増),「事業不振など先行き不安」が19万人(同4万人増),「その他勤め先や事業の都合」が26万人(同9万人増),「定年など」が26万人(同1万人増)とすべての理由において増加。また,「自発的理由」についても,「結婚のため」,「家事・通学・健康上の理由など」を除き,すべての理由で増加。
6 仕事につけない理由
〇完全失業者(313万人)について,仕事につけない理由の割合を年齢階級別にみると,35歳未満では「希望する種類の仕事がない」,35歳以上では「求人の年齢と自分の年齢があわない」がそれぞれ最も高い。
[非労働力人口]
7 就業希望者
〇非労働力人口(4097万人)のうち就業希望者は1034万人で,非労働力人口の約4分の1(25.2%)。就業希望者のうち,非求職理由が「適当な仕事がありそうにない」が443万人で,このうち,仕事があれば「すぐつける」者は144万人,さらに「過去1年間に求職活動を行った者」は54万人。
〇「適当な仕事がありそうにない」とする者の内訳をみると,「勤務時間などが合わない」が192万人で最多。前年と比べると,「今の景気や季節では仕事がない」が25万人増で最大の増加。
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