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我が国の現下の雇用情勢は、完全失業率が過去最高を更新するなど、かつてないほど厳しい状況にある。政府は昨年4月以来3度にわたり総合的な雇用対策を取りまとめ、現在は、本年6月に策定された緊急雇用対策の効果的な推進に取り組んでいるところである。今後は、これまでの経済対策や産業競争力強化対策の効果もあって、経済の回復が期待されるところであるが、雇用情勢の回復は景気の回復に遅れる傾向があり、当面厳しい状況が続くことも懸念される。 一方、中長期的にみると、我が国経済社会は、21世紀に向けて大きな転換期を迎えている。今後、経済のグローバル化、情報化やサービス経済化の一層の進展等により経済・産業構造は大きく転換するとともに、少子・高齢化が急速に進むことが見込まれる。こうした中で、勤労者の職業意識の変化や働き方の多様化などの変化もみられるところである。 このような状況を踏まえて、平成12年度においては、現下の厳しい雇用情勢に対応した緊急雇用対策を引き続き積極的に推進するとともに、労働市場が直面する構造変化に的確に対応して、雇用の創出・安定を図り、雇用不安を払拭するため、次の施策を重点的に行うこととする。
1 緊急雇用対策の積極的推進(別紙1)
2 新規・成長分野雇用創出トータルプロジェクト(仮称)の実施(別紙2)
3 介護分野における雇用機会の創出、労働力確保対策の整備・充実(別紙3)
4 幅広い職業選択が可能となるような環境の整備
5 アクティブ・エージングの観点に立った高齢者雇用対策の総合的な推進(別途発表)
6 若年者雇用対策の推進(別紙8)
7 障害者雇用対策の推進(別紙9) |