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民間主要企業の春季賃上げ要求・妥結状況の集計結果は、以下のとおりである。この集計の対象は、原則として東証又は大証の1部上場企業のうち、資本金20億円以上、かつ従業員 1,000人以上の企業であって、労働組合のあるもの272社である。数値は、各企業の組合員数による加重平均である。
1.妥結賃上げ額は7,005円、賃上げ率は2.21%となり、昨年の8,323円、2.66%を、額で1,318円、率で0.45ポイント下回った。
1)集計対象企業272社の妥結賃上げ額は7,005円となり、昨年(8,323円)を1,318円下回った。賃上げ率は、昨年の2.66%を0.45ポイント下回る2.21%となった(第1表)。
2)集計対象企業272社のうち、具体的な要求額が把握できた200社の要求額は9,342円となり、昨年の13,770円を4,428円下回った。
3)産業別に妥結状況をみると、妥結賃上げ額の最も高い産業は、建設(11,041円)で、以下、新聞・印刷(8,387円)、卸・小売(8,126円)、放送・通信(7,819円)、陸運(7,697円)などとなっており、逆に最も低い産業は、ゴム製品(4,853円)で、次いで鉄鋼(5,184円)、ガス(5,279円)、電力(5,288円)、紙・パルプ(5,828円)などとなっている。
賃上げ率では、最も高い産業は、建設(2.52%)で、以下、電気機器(2.44%)、卸・小売(2.40%)、セメント(2.35%)、陸運(2.34%)などとなっており、逆に最も低い産業は、ゴム製品(1.62%)で、次いで鉄鋼(1.76%)、電力(1.87%)、ガス(1.87%)、紙・パルプ(1.88%)などとなっている。
2.妥結額の企業間のばらつきは、昨年より拡大した。
妥結額の企業間のばらつきを四分位分散係数によりみると、本年は0.15で、昨年(0.12)より拡大した。(第2表)
3.妥結時期は3月中旬に集中し、全体の約6割がこの時期に妥結した。
要求提出時期をみると、2月中旬までに4割強(40.5%)、2月下旬までには7割弱(66.0%)の企業で要求が提出されている。(第3表)
また、妥結時期をみると、3月中旬に主要単産傘下労組等で決着したことから、3月中旬中心の妥結となり、3月中旬に妥結した企業の割合は60.1%であった。3月月内に妥結した企業の割合は79.7%となり、昨年の77.4%と同程度の進捗状況となった。(第4表)
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