平成11年夏季における連続休暇の実施予定状況調査結果
〜労働省〜
Updated on 6/12/99

 この度、労働省では全国の1,330社を対象として、平成11年の夏季における連続休暇の実施予定状況調査を実施し、その結果を取りまとめた。その概要は、次のとおりである。
 なお、労働省では、従来から労働時間短縮対策の一環として、連続休暇の普及・拡大を推進しているが、特に夏季については、暑さのため疲労しやすく、十分な休養が必要であること、学校も休みであり、家族とのふれあいを深めるよい機会となることなどから、「ほっとウィーク」をキャッチフレーズに、7日以上の連続した休暇の実施を、また、既に7日程度の連続した休暇を実施している企業については、通算10日程度の連続した休暇の実施を目指し、夏季における連続休暇の普及・促進を図っているところである。
 本年度においては、「前略、ただいま元気を充電中。」と連続休暇の取得促進をうたったポスター、リーフレットを作成・配布するなど、広報・啓発活動を行うこととしている。

1 対象
 製造業にあっては100人以上、非製造業にあっては30人以上の規模の事業場から抽出した1,180社及び本社が東京に所在する東証第一部上場企業から抽出した150社の合計1,330社(製造業685社、非製造業645社)を対象として、アンケート調査を行った。アンケートについて有効回答があったのは、1,030社(製造業513社、非製造業517社)であった。

2 夏季における連続休暇の定義
 7月1日から8月31日までの間における連続した3日以上の休日・休暇を連続休暇とした。また、同期間中に、連続した3日以上の休日・休暇を2回以上実施する場合は、その合計日数を連続休暇日数とした。

3 調査結果の概要
(1)連続休暇実施予定は79.1%
 連続休暇実施予定は815社で、全体の79.1%となっており、そのうち製造業では、477社(93.0%)とほとんどが連続休暇の実施を予定している(表1)。

(2)平均連続休暇日数は7.3日、昨年を1.5日下回る。
 連続休暇実施予定事業場の平均連続休暇日数は7.3日であり、昨年の8.8日に比べ1.5日下回った。業種別には、製造業が8.2日(昨年9.8日)、非製造業が6.0日(昨年7.4日)となっている(表1)。
 また、分割されない連続休暇(2の連続休暇を構成する3日以上の休日又は休暇であって、その連続する日数が最長であるものをいう。(3)において同じ。)の平均日数は、6.2日であり、昨年6.3日に比べ0.1日下回った。業種別には、製造業が6.6日(昨年6.8日)、非製造業が5.6日(昨年5.6日)となっている(表2)。

(3)連続休暇日数は、7日間以上が4割を超え、10日間以上が2割
 7日間以上の連続休暇の実施を予定しているのは、339社(昨年633社)で、連続休暇の実施を予定している事業場の41.6%(昨年、76.0%)となっている。また、10日間以上の連続休暇の実施を予定しているのは164社(昨年298社)で、20.1%(昨年35.8%)となっている(表1)。
 なお、分割されない連続休暇を日数ごとにみると、4日間(19.0%)、5日間(17.9%)、9日間(14.8%)の順になっている。

(4)最も長い連続休暇は20日
 最も長い連続休暇の日数は20日(昨年23日)で、5社が予定している(表1)。 (5)連続休暇の実施時期は8月中旬に集中
 連続休暇の実施時期は、8月中旬に集中している(連続休暇実施予定事業場の79.4%(製造業80.7%、非製造業77.5%))。次いで、8月上旬が、21.8%となっている(表3)。

(6)3割が年次有給休暇の計画的付与制度を活用
 年次有給休暇を計画的に付与し連続休暇の実施を予定しているのは249社(30.6%)であり、その平均年次有給休暇日数は3.0日(昨年3.1日)となっている(表4)。

(7)連続休暇日数が増加したのは91社、減少したのは136社
 連続休暇日数が昨年より増加したのは91社、昨年より減少したのは136社となっている。また、日数の増減理由を「暦の関係」(連続休暇日数が各年の曜日の違いにより異なること。)とするものが、日数が増加した事業場では74社(81.3%)、日数が減少した事業場では112社(82.3%)となっている(表5表6)。