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T 調査の概要 労働省では、建設業及び港湾運送関係事業に雇用される屋外労働者の賃金(1人1日平均きまって支給する現金給与額)等を職種別に明らかにするため、毎年8月分について屋外労働者職種別賃金調査を実施している。このうち、建設業における技能職種21職種について調査結果をとりまとめた。調査対象は、建設業に属する5人以上の常用労働者を雇用する民営の事業所で、調査対象となった事業所数は約1万6千事業所、技能職種21職種についての集 計対象労働者数は約7万7千人である。なお、21の技能職種とその労働者構成は下表のとおりであるが、このうち職種別に表記しているのは、比較的労働者の多い主要11職種(〇印を付したもの )である。 |
| 技能職種 | 労働者構成 (%) |
技能職種 | 労働者構成 (%) |
| 〇電気工 | 20.7 | 板金工 | 9.2 |
| 〇配管工 | 15.3 | はつり工 | |
| 〇大工 | 11.8 | 屋根ふき工 | |
| 〇機械運転工 | 11.6 | 鉄骨工 | |
| 〇とび工 | 6.0 | タイル張工・れんが積工 | |
| 〇型枠工 | 5.8 | 建具工 | |
| 〇貨物自動車運転者 | 4.8 | ボーリング工 | |
| 〇左官 | 4.4 | 石工 | |
| 〇塗装工 | 4.3 | 掘削・発破工 | |
| 〇鉄筋工 | 3.3 | 潜函土工 | |
| 〇溶接工 | 2.7 | 技能職種計 | 100.0 |
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U 調査結果の概要 1 技能職種計の賃金 −前年を下回る− 1人1日平均きまって支給する現金給与額(以下「賃金」という。)は、技能職種(21職種)計で15,060円になった。賃金は前年を下回り、対前年比は−0.8%(前年1.3%)となっている。 2 職種別賃金 −電気工が、1万6千円台で最も高い− 職種別に賃金をみると、電気工が前年に続き1万6千円台で最も高く、大工、とび工、溶接工が1万5千円台となっている。電気工を100とした賃金格差をみると、貨物自動車運転者が84、鉄筋工が85となり他の職種と比べて格差が大きい。 3 年齢階級別賃金 −年齢間格差は拡大している− 技能職種計で最も賃金の高い年齢層は50〜54歳の16,570円であり、20〜24歳(11,460円)の約1.5倍となっている。年齢間格差は、この5年間では拡大している。職種別には、型枠工が1.2倍、機械運転工、とび工、鉄筋工、貨物自動車運転者が約1.3倍となり、これらの職種の年齢間格差は小さいが、電気工では約1.8倍と年齢間格差は大きい。 4 地域別賃金 −地域別には南関東、京阪神が高い− 地域別には、技能職種計では南関東が17,750円で最も高い。南関東を100とした地域間格差は賃金の最も低い南九州で68、東北、北九州で74、山陰で75となり他の地域と比べて格差が大きい。 5 平均年齢及び年齢階級別労働者構成 −若年者の割合が高まりつつある− 技能職種計の平均年齢は41.8歳となっている。年齢階級別労働者構成の推移を平成5年以降についてみると、29歳以下の若年者の割合が高まりつつある。
V 調査結果 |