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T 調査の概要
この調査は、生産、販売活動及びそれに伴う雇用、労働時間などの現状と今後の短期的見通しなどを把握するため、全国の建設業、製造業、運輸・通信業、卸売・小売業,飲食店及びサービス業に属する常用労働者30人以上を雇用する民営事業所5,358事業所を対象として、年4回実施(通信調査方式)しているもので、平成10年8月1日現在の調査結果である(回答事業所数3,180、回答率59%)。今回は、労働者の変動状況について特別に調査を行った。
(注)
1 平成6年2月の調査から、調査対象産業を従来の製造業、卸売・小売業、飲食店及びサービス業の3産業に建設業及び運輸・通信業を追加し5産業とした。
2 「生産・売上判断D.I.」「所定外労働時間判断D.I.」「雇用判断D.I.」とは、増加と回答した事業所の割合から減少と回答した事業所の割合を差し引いた値(センサス局法X−11による季節調整値)。また、季節調整値は、毎年5月結果発表時に過去に遡って改訂する。
3 「労働者過不足判断D.I.」とは、不足と回答した事業所の割合から過剰と回答した事業所の割合を差し引いた値である。
U 調査結果
【骨 子】
1 生産・売上
生産・売上判断D.I.(平成10年4〜6月期実績)は、製造業マイナス34ポイント、卸売・小売業,飲食店マイナス24ポイント、サービス業マイナス18ポイントとなり、前期に引き続き3産業ともマイナスとなった。また、10年7〜9月期実績見込はサービス業の0ポイントを除き2産業はマイナス、10年10〜12月期見込は3産業ともマイナスとなっている。
2 所定外労働時間
所定外労働時間判断D.I.(10年4〜6月期実績)は、製造業マイナス28ポイント、卸売・小売業,飲食店マイナス8ポイント、サービス業マイナス12ポイントとなり、前期に引き続き3産業ともマイナスとなった。また、10年7〜9月期実績見込、10年10〜12月期見込は3産業ともマイナスとなっている。
3 雇用
常用雇用判断D.I.(10年4〜6月期実績)は、製造業マイナス19ポイント、卸売・小売業,飲食店マイナス17ポイント、サービス業マイナス11ポイントとなり、前期に引き続き3産業ともマイナスとなった。また、10年7〜9月期実績見込、10年10〜12月期見込は3産業ともマイナスとなっている。
4 労働者の過不足状況
8月現在の常用労働者過不足判断D.I.は、調査産業計マイナス17ポイント、建設業マイナス25ポイント、製造業マイナス25ポイント、運輸・通信業プラス3ポイント、卸売・小売業,飲食店マイナス13ポイント、サービス業マイナス1ポイントとなり、運輸・通信業以外のすべての産業で雇用過剰感が不足感を上回りマイナスとなった。前期と比べると、調査産業計では7ポイント低下し、雇用の過剰感が強まっている。職種別にみると、「専門・技術」及び「販売」でプラス、「サービス」で0ポイントとなり、「管理]「事務」及び「単純工」などではマイナスとなっている。製造業について企業規模別にみると、前期と比べると、すべての規模で低下した。
5 雇用調整
雇用調整を実施した事業所割合(10年4〜6月期実績)は、調査産業計28%、建設業25%、製造業36%、運輸・通信業21%、卸売・小売業,飲食店21%、サービス業20%となった。前期と比べると、調査産業計で3ポイント上昇、産業別には、建設業で1ポイント低下、サービス業で横ばいとなったほかは、卸売・小売業,飲食店で1ポイント上昇、製造業で5ポイント上昇、運輸・通信業で6ポイント上昇となった。製造業について企業規模別にみると、すべての規模で上昇した。雇用調整の実施予定事業所割合は、調査産業計では、10年7〜9月期は30%、10年10〜12月期は27%となっている。雇用調整の実施方法は、調査産業計では、「残業規制」の割合が最も高く、次いで「配置転換」の割合が高くなっている。
6 労働者の変動状況
1年前の労働者数と現在の労働者数がどのように変わったかを事業所割合でみると、常用労働者では調査産業計で、「増加した」とする事業所は16%、「ほぼ同じ」とする事業所は48%、「減少した」とする事業所は36%となっている。また、現在の労働者数が1年後にどのように変わるかを事業所割合でみると、常用労働者では調査産業計で、「増加する」と見込む事業所は9%、「ほぼ同じ」と見込む事業所は53%、「減少する」と見込む事業所は33%となっている。
V 調査結果
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