厚生労働省は、個々人が自立し自らの能力を発揮できるよう支援し活力ある豊かな社会の実現を目指すとともに、人の誕生から就労・退職後までの一生涯にわたり、また、家庭・職場・地域などあらゆる空間を通じ、疾病・失業・災害・育児・貧困・障害・高齢など社会的支援を必要とする様々な事態に対応し、人々の生活を全般的に保障し、向上させていく行政を担うこととなる。
現在、我が国は、少子高齢化、経済のグローバル化やIT化等技術革新の進展に伴う産業構造の変化、就業意識の変化等経済社会の構造変化の渦中にある。
平成13年度において、厚生労働省は、こうした経済社会の構造変化を踏まえて、国民生活の全般にわたる保障と豊かさの実現に向けて、以下の施策を展開していくこととする。
<1> 豊かで活力ある長寿社会に向けた総合的戦略の推進
〜メディカル・フロンティア戦略の推進〜
<2> 国民が安心・信頼してかかれる医療の確保と健やかな生活を支える取組の推進
<3> 新たな雇用機会の創出とミスマッチの解消に向けた雇用対策の積極的推進
<4> 一人一人のキャリア形成(職業経歴を通した能力形成)を支援し、能力を発揮できる社会の実現
<5> 安心して子どもを産み育て、意欲をもって働くことのできる社会づくりの推進
<6> 活力ある高齢社会の実現に向けた総合的な施策の推進
<7> 介護保険制度の着実な実施と高齢者保険福祉施策の推進
<8> 安心・快適な日常生活を送るための生活環境づくり
<9> 働く人すべてが安心して働ける環境づくり
<10> 障害者の自立・社会参加の支援と利用者のニーズに対応した良質な福祉サービスを提供できる人材の養成・確保等
<11> 国際社会への積極的貢献
<12> その他の主要施策の推進
<13> 行政体制の整備
○厚生労働省の発足による行政の総合的・一体的推進
厚生労働省の発足による行政の総合的・一体的推進について
平成13年1月の厚生労働省設置に向けて、同省設置の基本的方向に沿って、当面、<1>活力ある高齢社会の実現、<2>少子化への対応、<3>障害者の社会参加の推進、<4>地域・職域を通じた健康づくりの推進、<5>介護保険の着実な実施に向けた介護マンパワーの確保、<6>情報システムの統合と政策立案機能の強化、<7>社会保険料と労働保険料の徴収事務の在り方の検討、などの分野で統合のメリットを生かした総合的・一体的な施策の展開を図ることとする。
平成13年度 厚生労働省の重点施策
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