2月の完全失業率3.6%、最悪記録を突破
Updated on 3/28/98

 総務庁が27日発表した労働力調査で、2月の完全失業率が3.6%(季節調整値)と、前月に比べ0.1ポイント上昇し、現行調査を始めた1953年以降の最悪記録を更新した。男女別では女性が悪化し、年代別では若年層と高年層がいちだんと悪化した。完全失業者も昨年同月比16万人増の246万人で最多となった。労働省がこの日発表した2月の有効求人倍率は0.61倍(同)と前月に比べ0.03ポイント低下し、円高不況直後の87年1月以後の11年間で最悪の水準に落ち込んだ。
 昨年秋以降の深刻な消費不況を背景に製造業、建設業などの就業者の減少が著しいう え、解雇など企業のリストラによる離職者が大幅に増えているためだ。