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平成11年4月1日から「改正男女雇用機会均等法」(以下「均等法」)が施行されます。これによって労働者の募集・採用にあたって女性を排除したり、女性を不利に扱うことはもとより、女性のみや女性を優遇する取り扱いについても、女子江の職域の固定化や男女の仕事を分離することにつながり、女性に対する差別的効果を有するという見地から、原則として禁止されることとなります。 このため、ハローワークにおける求人の取り扱いについても、本年4月以降、均等法の趣旨に沿って次のとおり改められる予定になっています。
4月以降の変更ポイント
求人申込書記入のポイント 次の事項を参考にして、求人申込書の「仕事の内容」「事業所・求人条件にかかる特記事項」「必要な資格・免許等」または「備考」の各欄を活用し、具体的に記入して下さい。 【記載可能な例示】 |
| 職務内容に関する事項 | 「重量物運搬(○kg)」、「高所作業あり○m」、「庶務・雑務あり」、「来客対応あり」、「課内スタッフのアシスタント」、「営業社員のアシスタント」、「営業社員のアシスタント」、「定型的な事務作業が中心」、「(時期により)残業が多い」など | 処遇等に関する事項 | 「転勤あり」、「幹部候補として、残業、転勤等にも対応してもらいます」、「いろいろな部署で経験を積んでキャリアを形成してもらいます」、「長期間働ける方を求めます」、「突発的な残業はほとんどなく、規則的に働ける仕事です」など | 職場環境に関する事項 | 「部門構成 男○人、女○人」、「女性(男性)の多い職場(現場)」、「女性(男性)の多い仕事」、「現在、女性(男性)のみの職場(現場)」、「現在、女性(男性)のみの仕事」など |
| 【記載付加とする例示】 |
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・「男性(女性)のみ面接」、「男性(女性)のみ採用」 ・「男性(女性)優遇」、「男性(女性)歓迎」 ・「男性(女性)向き」、「男性(女性)不向き」 |
| 【記載変更が必要な例】 |
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×「営業マン」→○「営業職」、「営業マン(男・女)」 ×「ウェイター」→○「ウェイター・ウェイトレス」 ×「看護婦」→○「看護婦・士」 |